心が先か身体が先か(寝違えて考える)

最近よく寝違える。

ここ3週間で二回目。やっと左が治りかけたと思ったら、今度は右。しかも前後左右どっちにも曲がらない。普段ならひどくても一週間で何とか元通りになるのに、全くならない。

理由はたぶん2ヶ月近く続いてる睡眠障害で調子が悪いこと、もともと肩首のコリが尋常でないこと。更には最初の寝違えのせいで、上手く寝返りが打てず、固まったように寝ていることで悪化の一途をたどっているのだと思う。

帰国前の緊張→眠れない→帰省→家庭内ストレス→物事はかどらず→イライラ→台湾に戻る→寝違えと不眠→期待に反してストレスからなかなか解放されず→悪循環

しかし元をどんどん辿っていくと、中学受験で身に付いた生活スタイルまでさかのぼる。考えてみればアレルギーやら、肩こり、胃痛といった今私を悩ませている身体の不調が出始めたのはみーんなこのときだ。しかも父は身体の不調を訴えるとなぜか不機嫌になり、「子どものくせに疲れたとはなんだ」と言われたし、
風邪をひいてもなんだか引いた方が悪いような言い方だった。

いいかげん授業も始まるし、本気でやばいなあ、大病でもないのに満足に何もできない。
今年こそ体質改善を真面目にやらねば、これが世の一部の年寄りの生活か、と思うほど身体が動かないし、気分も悪い。

今のところトイナー(按摩)と針と漢方薬で暮らしている。漢方薬は粉状で結構な量あるため、この首では上を向いて飲みづらいが、味は恐るるに足りない。しかし何の成分か飲みなれないので、しばらくお腹が下る、これが痛い!

血流のためには患部を暖めることだが、寝違えなど炎症の場合には冷やす方がいいとネットで知った。医者では針打ちながら暖めてたし、按摩もあっためろと言ってたけど、どうか。

試したいのは酵素飲料、自家製酵母でパン作るときと同じ物をアレンジして飲めばいい。以前色んな酵母を試したとき、やっぱりリンゴはシードルっぽくなって親しみやすかった。冷蔵庫要らないから寮でもできそうだ。

なんとか忙しい中でも、楽しく続ける方法考えないとなあ。

日本の中秋節

dislab2011-09-13

家で焼き肉とも思ったが、久しぶりに村のお母さん家に帰省(?)して、2日連続で焼き肉したら、自分でする気は失せてしまった。
みんなで一度やればいいもんですな、あれは。

多くの人に訊かれるのは「日本にも中秋節があるのか?」という質問ですが、意外と答えは難しい。日本にはお月見の習慣はあるにはあるけれど、中国、韓国のような休日でもなければ、月餅、柚子のように本当に月見団子を供えて食べるわけでもない。旧暦も残ってない。

ググったところ分かったのは、どうやら日本ではサトイモ(芋類)がキー食品だということだ。南島から来た縄文人たちがタロとかヤムイモの収穫を祝ったことにも関係して、本州(より寒い地域)で収穫できるサトイモやヤマイモの収穫を感謝、まるっこいサトイモが月の形に似ているので供えものに。というのも分かる気がする。

それにしても、昨日はいい月だった。
参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E8%A6%8B

中秋節=焼き肉の日、迫る

お日柄がよい。
9/9は中国語で「久(ジョウ)」が並んで、縁起の良い日なので、結婚などをする人が多い。しかも今年は民国100年。

台湾ではなぜか中秋節、つまり今週末から月曜にかけての連休、全国的にバーベキューをして過ごす。
月餅と文旦というクラシックなチャイニーズアイテムもあるけれど、とにかく今は焼き肉の日になってしまって、道端でも雨さえ降ってなければ焼きまくるので通りが煙っていることすらある。

スーパーでは既にちょっと前から味をつけた肉の塊が並んでいるし、タレと刷毛のセット、木炭その他のバーベキュー用品で一杯だ。


だいたいどこかにお呼ばれするから、自分でやったことはないけど、今年は家でも網買ってやろうかな。(出来合いの味に飽きているせいもある)

写真はスーパーで売り出し中の焼き網、ちなみにこの網、安いのは90元(250円)しない。(よく見たら、「ポータブル火鉢」ってかいてある。hibachiってローマ字なのに日本語なところが、台湾。。。)

意外と好きな台湾

夏なので、たまにはかき氷も食べる。
台湾グルメといえば出てくるマンゴーかき氷だけど、旨いに決まっているものについて書いてもしょうがないので、別のものを。

それはタロ芋かき氷。
MRT双連そばのドロドロあんかけも悪くないけど、わたしはあくまで固形派。
皮剥いて蒸したゴロゴロがこれまた好物のピーナツの甘煮や緑豆と氷の上に鎮座して、カラメルのように香ばしい黒糖シロップでいただくそれはもう、南国アジアそのもの。

双連の有名店で、70か80元だった。洗練されてますねー。これはドロドロタイプ。

こっちは近所のゴロゴロタイプ。私はこっち派です!緑豆とはと麦トッピングで50元。(9/9写真追加)

ついでに台湾人情はうっとおしいこともありますが、こういうのを見るとまだちょっと吹いてしまう自分。奥の壁に書いてあるバイク屋の人情メッセージ
「うちのお客にならないかもしれないけど、やっぱりあなたの友だちになりたい」

だからといって、店の人が親切かどうかは保証できないあたり。

帰国後、独りごと

はーっはっはー。
研究計画書が一字も書けてないぃぃ!

1ヶ月ちょっとの東京暮らし、いいこともあったし、お友達にも会えた一方、それを吹っ飛ばすどうしようもないフキゲン期に苦しむ。

しかしやることは迫ってくる。
それはそれでやらんとな、うん。
悩んでも解決しないことについては考えない、ぞ(決意)。

そこで、夏休みの楽しかったことをひとり振り返って、自己セラピー。

節電の東京を離れて長野の山小屋で過ごした1週間はよかった。1600mもあると、朝晩が寒いくらい。そこで新鮮な野菜を食って、温泉はいって暮らすというのは、素晴らしい贅沢だった。湿気が少ないのも自分にはとっても快適。

東京ではできる限り、老朋友に会う。好きな人と美味しいものでも食べながらおしゃべりをする、これ以上のストレスリリース法があったら教えて欲しい。

元バイト先名物カフェの20周年記念もお祝いできた。そういえば20分の10年以上お付き合いがあるんだなあ、貴重。

パンも少し作った。レッスンにも二回行けた。バゲットが上達した。だいたい実家にガスオーブンがあるなんて、なんて幸せだったんだろう。それを殆ど独占してこれたんだから(料理するのが自分だけだった)感謝せねばならない。これのおかげで、いろいろお裾分けもできた。

ああそう、松山ー羽田のチケットが取れたのもよかった。今後よほどのことがない限り台湾との往復で成田はいいや、と思うほど快適だった。関東在住の人、これはお勧めできる。

台北でもいままで縁のなかった場所や人たちとご縁ができた。「随縁」で生きていけばいいだけのこと。

鼻からいいエネルギーを吸って、口から悪いものを吐いて、腹で呼吸をしていればなんとかなるし、ならねばならない。(もうちょっと真面目にヨガをやろう)

いまへこたれていたら、この先なりたいようには絶対成れないんだぞ自分、そんな感じの夏でした。

長野のあじさい

帰国前、最近の覚え書き

台湾といえばマンゴーかき氷(旨い!)

いつもバタバタなのはどうかと思うけど、仕方ない。10年ぶりに学生になってみたのはいいけど、台湾の修士はバカみたいに忙しくて、世の中の皆さんはいつ自分の研究してるのか不思議。

しかし、3年で卒業したいのである。「長いじゃん」と思われるかもしれないが、こっちの文系、少なくとも人類学系の学生はできれば2年で単位とって、それからフィールドワーク、ゆっくり論文、とか言ってる間に4年くらい過ぎて、若者が人生に行き詰まったりして休学するのも入れると最長7年も学校にいれる!ということに気付いたのは入学してからでしたとさ。でも自分は金と家庭と諸般の事情で、そんなにのんびりもしてられない。この一年間慣れるだけで大変で、12単位しかとってないので残り18単位、9月以降の一年でとって来年はのんびり帰省もできずFWになだれ込む感じ。

この夏の宿題は論文の研究計画書を(ちょっとは)書くこと!

暑さにやる気が出ないけれども、明日子ども相手に「日本の食文化」をしゃべって仕事納め、とりあえず帰省の体制に入ります。

いつも帰省の度に心配なのは、パソやデータがなくなること。移動する生活は何かと衝撃も起こりやすく、荷物ごと紛失盗難もよくある話だ。第一ずっと使ってきた2台のバッファロくん外付けHDD(250G)はデカいので、小さいのを買ってみた。SeagateGoflex1T(2.5inch)が3499元、HDDも安くなった。

iBook(120G)はもういっぱいなので、60G近いiPhotoライブラリも移動してすっきり。1.1.1:「iPhoto Library」フォルダを新しい場所に移動する方法http://support.apple.com/kb/HT1229?viewlocale=ja_JP

新しい子(Goflex)はMacとPCとどっちも使えると書いてあったので最初そのようにフォーマットしたけど、タイムマシンもメメオも使えなくなるので諦めてMacオンリーに再フォーマット。分割の仕方とか、データの移動方法とか、できる人にはへ、でもねえことを調べて作業するのにほぼ2日かかり疲労困憊。調べがついた後でふと、そういえばこの作業初めてじゃない!とか。自分の学習能力のなさにますますがっかりする今日この頃です。