台湾お手軽観光コース・花蓮編

花蓮

五日目
朝9時にホテルを出発、10時50分のタロコ号で花蓮へ向かう。1時前に到着してレンタカー屋で車を借りる。花蓮の家はいわゆるあばら屋なので、もし母ちゃんが沈むベッドで寝袋は老体にキツいねぇ。。。と呟いた時のために近所の民宿も下見済み。観光地なので市内から離れたところも民宿だらけ。

昼寝して大丈夫そうなので、民宿はなし。夜は鳳林まで遠出し、月廬でお食事。ここは地鶏の丸焼きが看板メニューで2時間以上前に予約が必要、いえば半分だけ食べて後は持ち帰り用に包んでくれる。他のメニューも地元の野菜を使い、味も外れなし。古民家を改造した山の上にある夜景の綺麗な素敵レストラン。しかし坂がキツい。夜は暗い。今度はもう少しいい車を借りようと反省。帰りに茶梅をひと瓶購入。


鶏は軍手をして手でむしってから食べる。
檳榔の花サラダ
紫米
塩漬け卵と豆腐の炒め


六日目
いつもの朝ごはん屋で豆乳と饅頭。ここのおばさんの感じが良いのと、比較的まんじゅうがおいしいという理由。いつもタロ芋なのは、本物のタロ芋を使っているからで、これが以外と少ない。

11号線を走って河が太平洋へ流れ込む場所へ。強風のため趣味の石拾いは叶わなかったが、花蓮は地層の面白い場所なので、地理学を知らなくても自然の美しさを楽しめる。花蓮は大理石ばかりではないのだ。

その足で自分の大学へ母を案内。ここの良いところはズバリ、自然環境!人口密度は低いし、保護動物のウサギやら雉子やらがいる。で、近所の有機農場で野菜を買って市内へ戻る。

昼、陳記で広東粥。自分はこってりした広東粥があまり好きではないけれど、点心が美味しいのでたまに行きたくなる。蝦餅はワンタンの皮に蝦をゴロゴロはさんで、表面に白ごまたっぷりのあげもの。蒸し餃子や、つまみ系もいけるし、デザートのココナツ小豆ムースがぐっとくる。中華料理はどうしたって広東料理が一番、オイリーでも、なんでも。

農会(農協のような)スーパーで夕飯の材料を買う。農会スーパーは農薬の基準があり、チェックしているという話なので、生鮮食品は殆どここで買う。伝統市場は好きだけど、農薬を確かめようがないのは難点だ。台湾の農会スーパーには普通の売り場の他に、贈答用や、有機食材などちょっと「いいもの」をおくコーナーがある。割高にはなるが安心だし、日本へのお土産選びもいつもお世話になる。母ちゃんは台北で飲んだ杏仁茶が気に入ったと見え、パウダーを買っていた。

胃も疲れて来たので夕飯はあっさり。昨日月廬でお持ち帰りの地鶏と中華セロリの炒め、農場で買ったブロッコリでおひたし、キャベツ炒め、山蘇(葉もの野菜)スープ。

つづく。