台風一過

何ごとかと思うほど何度も知らない番号から無言電話がかかって来て、やっと繋がったらこの台風を心配してかけて来た母からの電話だった。初めてでSkypeコールの使い方が分からなかったらしい。
脅かさないでくれ。。。

土曜日は嵐の前の静けさで、大変天気がよくウソみたいに晴れ。
でも夜から降り出した雨は音で目が覚めてしまうほど激しく、しかも超!強風。朝花蓮の豊浜(市から特急電車で1時間少し)に上陸した台風は、すごーい早さで我々の貴重な日曜をつぶし、月曜には普通の雨(つまり普通に出勤)になっていた。むしろ片付け休暇が欲しい。

宿舎の窓は閉めていたがロックが風で外れて、机の上においていた書類と本が被害に遭う。でもその程度。農家の被害は毎度ながら大変。道路脇の並木が根こそぎ倒れて道を塞ぐので、兵役のにーちゃんたちが朝から忙しそうに国道の整理をしていた。信号と電灯が壊れまくって、みんな適当に運転するから夜怖いのなんの。

たいだい東部は強風の影響が雨より強く、台風が移動して中央の山々にぶつかったあと、エネルギーが拡散されて西部など他の地域へ抜けるというパターンのようです。だから東部は風にさえ気をつければ、よほど山に近くて辺鄙なところでない限り、南西部のような水害は起こりにくいということのよう。

そういうわけで、台湾の台風にも慣れてきました。生きてます。

キャンパスにある宿舎付近の写真です。


キャンパスは森のような緑あふれるところなので、颱風の度にこんな。


樹豆、ケッパーのような味で、瓶詰めにして売ってる。この樹がたくさん生えているので、道がつぶれたケッパーまみれ。