マカオ旅行記 その他編

世界遺産や美しい町並みについては、こんなとこで書くまでもないので省略。でも古い中国式とポルトガル式が小さい街にぎゅっと集まってほんとにいい感じ。

コスモポリタン
台北や東京がいくら国際化したといっても、この混ざり具合には届かない。広東語、ポ語、英語、北京語・・・が同時に聞こえてくるし、人の顔もいろいろ。移民も多そうだ。フィリピン、タイの雑貨店やケバブの店もある。言葉は通じなくて当たり前みたい。気が楽だ。

食い物と器
広東料理ポルトガル料理もおいしいから、マカオの高水準は不思議でない。一人だとどうしても食事が面倒、レストランでいろいろ注文もできないので必然的にB級グルメが多くなるけど、屋台の麺も市場の焼きそばもレベルが高い!




台湾でうんざりするのが、使い捨ての紙やプラスチックでできた食器を多用すること。せっかく美味しくても、環境に悪い上、だいたいそんなもので食べたくない。一方でゴミの分別やおしゃれなエコバッグなどを煩く言っても何処か虚しい。
マカオはヨーロッパが入っているせいか、器に関してはとてもよかった。何処も店内で食べる分にはちゃんと陶器のお椀に陶器のれんげ。屋台だってそう。お茶も紙コップじゃないのが嬉しい。

古いものを大事にする感じは良く残っていて、こんな魔法瓶もまだあるし!ゲストハウスは中国式木造、しかし外人はこれが嬉しいのです。

印象とその他
人にかまわないところは寂しいと感じる人もいるかもしれないけれど、さっぱりとしていて気持ちがいいとも。言葉が通じなくてもコミュニケーションをとろうという姿勢があれば、そんなに冷たくはされません。
古い路地からキンキラの博打ホテルが見えたり、足下は石畳、建物はシノアとバラバラなのに見た目が汚くない。歩く人たちも着飾ってないのにセンスがある。歴史、長い時間かけて醸成された気質がある、中国にあって中国でない良いところ。

その他発見は「ヤオハン」をずっとただの日系スーパーと思っていたら、立派なデパートだったこと。(失礼)
桃園空港の第一と第にターミナル真ん中通路に、3代宗教の祈祷室が設けられていたこと。


また行きたい、マカオ。今度は雨の降ってない時に。