亜大会テコンドーの顛末は如何に?

日本の大手メディアではあまりニュースになっている気配がないが、台湾では結構大変なことになっている。
食堂でテレビニュースを見ても複雑で、肝心なことの次第が分からない。


日本語の大手新聞でヒットしたもの
読売
http://www.yomiuri.co.jp/sports/news/20101121-OYT1T00713.htm
毎日
http://mainichi.jp/select/world/news/20101123k0000e030006000c.html


わたしが食堂で見たニュースを簡単にまとめ。
1 センサー付き靴下を試合前にチェックしたとき、新式の靴下の感度が悪かったため、旧式に取り替えて審査をパス。旧式のセンサーはくっつけタイプで、決められた箇所に決められた個数つける。
2 台湾コーチ、余った旧式センサーを不用意にどっかに置いといた。
3 試合開始後、待ったがかかり再チェックして、違反と見なされ優勝候補の台湾選手失格。不服とするが受け入れられず。


不可解ポイントは色々あるが。
1 ビデオも撮っているし、チェックをパスした選手の試合を普通途中で止めるか?(この試合、台湾選手が実力的に有利なので、大差がついても別におかしくないそうです。)誰が「うっかりコーチ」のほっぽった旧式センサーを入手したのか。
2 対戦相手のコーチが韓国系というケースは、テコンドー大国なので珍しくはないが、しょっちゅう疑惑のネタになるという。
3 台湾は韓国に猛抗議しているが、実際にこの事件で得をしたのは、ライバルの中国選手(てか金メダル穫った国)。
4 審査に関係する中国人技術委員(?)と中国選手はいろいろ関係があるとかないとか噂のある間柄。


ね、もやもやしてきた。


台湾人も韓国製のテレビ壊したり、韓国人学校に卵投げたりつまらないことしてないで、まともな方法で真相究明するように政府に圧力かければいいのに。ちょうど選挙の直前なので、どの政党もなんとか都合よく利用しようと必死なのだ。もうなんか方向がむちゃくちゃ。

一番気の毒なのは失格とされた楊選手、フェアなやり方で、いつか名誉回復してほしい。

自由時報(中) 2010/11/21
http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/101121/78/2hiop.html