緑恋しや。

カラカラ緑

寮の部屋でわたしのスペースといえば机とその上の本棚とベッドと箪笥がひとつ。
机はパソコンが主に占領しているし、本棚も埋まってしまった。

花を生けて飾る、なんていう風流なことをしたいけど、場所がない。
水をこぼしたりしたら唯一の財産、パソコさんが死んでしまう。
小さな鉢植えでも買おうかと考えているが、わたしが居なくなったら、さて誰が面倒見てくれるというのだ。
某マスターは、お客が面倒になってやたらと鉢植えを押し付けてくると、毒づいていたではないか。
友だちにあげる、というのはそういうことだ。
人様に迷惑をかけてはいけない。

未だ解決策はないけれど、捨てられる予定だった葉っぱを拾ってきて、牛乳瓶にワイヤーで細工した花瓶に挿しています。
もうカラカラだからお水もあげなくていいし、木製のかんざしを入れてもなんとなく自然な感じがするのでよいかと。