長虹橋

日曜の午後、村から豊濱まで友だちが乗せてくれた。山が海に近接するこの場所は何度来てもいい。国道を飛ばせば3、40分だけど、山側のルートを青き秀姑巒渓の流れに沿って、わたしの中国語みたいにゆっくり走ってくれる。
夏はラフティングができるし、終着点の北回帰線が通る辺り、
海の目の前でキャンプもできるんだよ。
台湾最長120mという長虹橋は秀姑巒渓の河口、大港口という阿美族の村の近くにかかっていて、橋脚がない。更に海へと下ると、真っ赤なペンキのありふれたオモチャのような「国民党風」の鉄橋が目に飛び込んで来るので、余計にこのひっそりとした佇まいが品よく見えるのかも。

秀姑巒渓、この日の雲は特別。
長虹橋
中国雑貨みたい。