「Cradle will rock」+「Bob Dylan / No Direction Home」

昨日今日と観たものはこの2本。どちらも観てよかったと思えるので書いとこ。
ティム・ロビンス監督「クレイドル〜」は恐慌後のアメリカでの実話をもとにした演劇界の話。極貧ながら歌手を夢見る女性がチャンスをつかみ、オーソン・ウェルズ演出の同名の舞台に立つことになったが、初日前日にその社会的内容が政府の怒りを買い劇場は封鎖される。そして本番・・・。エミリー・ワトソンの下手うまな歌がかえって良かったり。
マーティン・スコセッシ監督「ボブディラン〜」は渋谷で3時間半。わたしほど音楽に無知な人間でも驚愕のカッコ良さ。英語が聞き取れず今まで一切歌詞の意味を知らなかったのだけど、みんな知ってたのかなあ、当時。こういう映画を観ると、この時代を共有している人を羨ましく思ってしまう。家になんか、帰れないというのに。パンフを買い忘れた。